屋根のカバー工法への当社の拘り
屋根のカバー工法への当社の拘り
屋根工事の重ね張り(カバー工法)を施工する上で当社の拘っている内容を主に記載しました。 30年以上の施工の経験から金属屋根を施工するにあたって心がけていることです。 主に対応はLIXIL・アイジー工業さんでの対応になります。 もちろん他メーカーでも同じ対応になります。
最初の訪問と屋根の診断
当社ではお客様との初めての訪問で屋根の以来の場合は屋根の上に登り診断及び実測の 計測を行います。その後図面をお持ちのお客様にはコピーを頂きます。 普段から遠目でしか見えない屋根を画像も含め現状の状態を確実に伝えます。 セキスイリフォームショップ時代にで培った診断方法を最大限に活かして 『わかりやすく』が大事です。近年ではドローンも用意しておりますので空撮も可能です。
※形状や立地条件などの急勾配や高すぎて屋根に登れない場合もあります。
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空撮確認⓵
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空撮確認②
下地材防水紙・ルーフィング
屋根の防水紙は基本的に拘っております。大体色々なホームページを見ていると、私が目に留まる所は防水紙の色と種類です。 カバー工法!なんて記載してあるものの塗装屋さんや片手間などでカバー工法をしているところはほぼグリーンの防水紙です。 もちろんそれがイケない訳ではありません。全てではありませんが経験上グリーンの防水紙はただのアスファルトルーフィングです。 当社で使用している防水紙は改質アスファルトルーフィングで色はグレーかブルーになります。そして近年タジマのライナールーフを標準仕様にしました。改質アスファルトルーフィングの中でも上質で耐久性が強くこの防水紙こそ拘りの防水紙です。もしくは遮熱エアテックスと言う遮熱防水紙を使用します。(オプション)通常のアスファルトルーフィングでももちろん一般的な防水紙で問題は無いのですが 改質アスファルトルーフィングは原紙アスファルトの上下に改質アスファルト層を設けていてその部分がゴムでありポリマーなどが混入されております。その為いつもグリーンのアスファルトルーフィングの切れ端を悪い例として持っているのですが故意に破って頂ければ全く違う強度を理解して頂けますし、特にカバー工法のような釘を沢山貫通する施工方法には防水性は遙かに高く、通常の釘穴程度では水の浸透はありません。では何故屋根を施工する人は皆使わないのか?単に外注業者さんが施工するのであればアスファルトルーフィングの方が安いからです。
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タジマ ライナールーフ
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フクビ 遮熱エアテックス
ハイブリッド下地材『アルミ+樹脂』
役物・部材等を固定する為の下地材は外壁同様ハイブリッド下地を使用しております。せっかくの耐久性の高い屋根材。しかも普段目の届かない屋根部分。カバー工法を施工する時に良く見る画像で棟や部位的に使用している材木が腐っているのを良く強調しております。 なのに・・・何故か新しく施工した屋根材にまた新規で材木を使って施工しているのがほとんどです。例えば10年で下地が腐りかけていたら、屋根が20年保証でも下地は10年で腐る可能性はあります。もちろんこれもいけない訳では無いのですが、台風などで部品でも飛ばない限り劣化はわかりません。せっかくの高額な施工です。選択出来る材料は高い物と安い物があるのであれば高くても高耐久な物を使用てあげる事がカバー工法で今回限りでメンテナンスをしたくないと言われるお客様に対しての工事では無いかと思っておりますので当社ではハイブリッド下地を使用致します。
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棟納まり部
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雨押え部
バックアップ材
当社ではメーカー純正バックアップ(EPDM)部品を使用致します。雨などが進入しそうな板金取り合い部分に使用します。 EPDM(エチレンプロピレンゴム)製のバックアップは耐候性、耐寒・耐熱性、耐薬品性にすぐれた各種部位の間隙を充てんする発泡シール材です。使用するメーカーや屋根形状によってサイズは変わります。これに関してはメーカー部材でほとんどが用意されているとは思いますが実際使っている施工画像をあまり見た事はありません。もちろん当社だけでは無いとは思いますが使用しない業者さんもあると思います。
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棟納まり部
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雨押え部
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棟納まり部
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雨押え部
金属屋根本体
当社では使用する屋根材は主に3段階でデザインと保障の違いでお客様に提案しております。オーソドックスなガルバリウム屋根材で基材10年保証もありますが、近年では屋根に関しては15~20年と言う保証が通常になってきました。穴あきに関しては25年です。 大きめの段差の出来る瓦に近い形状の天然石系は基材30年保証。お客様の好みとご希望に沿う商品を提案しております。
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スーパーガルテクト
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DECRA ミラノ
部材の固定
当社は施工例をじっくり見て頂ければわかりますが、仕上げ部材等の固定にステンレスゴムパッキン付きビスを使用しております。 色はブラック・ブラウン・グリーンとありますがそれに合わない屋根材にはブラックで対応しております。 お見積りにお伺いした時に、ほぼ全ての屋根が板金部を釘で固定していますが診断をお願いされる10~15年でほぼ浮いたり外れかけているのが現状です。新規で施工するのに屋根の耐久性に劣らない施工をする事、施工前よりも品質の高い工事をする事。各部位に50mmのビスを確実に下地に固定する事で台風や劣化などで部品が外れる心配はありません。
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雨押え
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袖ケラバ
屋根カバー工法への当社の拘り
屋根のカバー工法を施工する業者さんは今は塗装屋さんも沢山記載してます。この屋根のカバー工法はほとんどが板金屋さんだと思います。同じ作業で当社が拘る部分は一見無いようにも感じるかもしれませんが多々あります。私自身は外壁のカバー工法からの流れでの屋根もカバー工法しているのですが外壁と違いこれは専門というジャンルではないと思います。ですが防水紙、商品もそうですが部材の純正部品を別物の板金で加工した部品を使っているところは多々あります。スーパーガルテクトであれば部品の色が違う。天然石系であればケラバや棟は石付きでないなど・・・原価を安くするのはそうですが、それは業者からするとほんのわずかな事です・・・しかし物件を何百件と施工した事をトータルで考えた時は大きくなります。その為に1件の原価を少しでも安く済ませるのが業界です。特に屋根は施工後に当社のようにドローンでも飛ばさなければ全景はとても確認できません。工事中に屋根に上がらせてもらうなど・・・当社ではわずかな原価などを削ることなく施工をしており、その自信も技術もありますので当社のホームページに辿り着いて工事をお考えであれば、是非当社お任せ頂ければ安心して工事を任せて頂けるので一度ご相談ください。